2020/04/09 18:21






▼  この織物は和紙の原料でもある楮(かじ~徳島県は那賀川上流にある木頭地方での読み~)の木の皮の繊維から糸を作り手機に上げた布です。

楮布は木綿や絹といった布より古くから日本にあった布の一つと言われています。私が機織りの技術を習った徳島県那賀町木頭では太布織りと言われ今なお織り継がれています。

▼    私はこの布の素朴で野性味あふれる風合いに魅了されました。

そして「暮らしの中に楮布を」をモットーに作品づくりをする中で、小枝を曲げた中に織の基礎をギュッ取り入れて織る「楮布のオブジェ」は自由で面白いです。

楮布は木綿や絹といった布より古くから日本にあった布の一つと言われています。私が機織りの技術を習った徳島県那賀町木頭では太布織りと言われ今なお織り継がれています。





▼ 今回それを帯地に取り入れてみようと試みてみました。

模様部分には楮糸、カジノキ生剥ぎ糸、カジノキ甘皮糸、楮紙糸を使い、素材そのものが持つ色のちがいの面白さも伝わるといいなと思います。



タイトル  楮布八寸帯地  七月七日東京二十一時 


素材             カジノキ   楮紙

サイズ      30.5cm515cm

価格          220.000(税込)   

▼ 石川さんの作業の様子は『こちら』でもご覧いただけます。